2020冬・東京ストリートカウントの集計結果発表

2020冬の東京ストリートカウントは、2/23(日)深夜、3/7(土)深夜の2日程にわたり、都内6区を調査しました。3/7(土)深夜は、新型コロナウイルス感染症拡大に鑑み、市民参加型カウントの開催を中止し、ARCH関係者のみで範囲を減らした自主調査を行いました(4区→2区)。

100名(のべ115名)の市民が深夜のまちを歩き、西4区(新宿・渋谷・豊島・文京)と中央2区(千代田・中央)の計6区の夜間路上ホームレス人口を明らかにしました。

◆実施概要

「2020冬・東京ストリートカウント」の実施概要を以下に記載します。

参加者は各区の指定場所に集合して簡易レクチャーを受けた後、班に分かれて約2時間(1:00~3:00)ほど担当エリアを歩いて調査しました。

また、調査を終えて本部に戻った後、集計作業とアンケートを行いました。

◆調査結果

多くの市民の方々が深夜のまちを歩いたことで明らかとなった、対象6区の夜間路上ホームレス人口は以下の通りです。今冬の東京都による昼間調査の結果は未発表ですので、昼夜の比較は東京都の発表を待って行いたいと思います。

今回の調査結果を1年前と比べると、比較可能な西4区のうち、新宿・渋谷・豊島の3区については増加傾向がみられました。唯一減少傾向にあった文京区は、東京ストリートカウントを始めてからずっと人数が減り続けており、3年前と比べると半分以下の人数になっています。

今回の東京ストリートカウントでは、2016年1月の開始以来、2回目の一部中止を経験しました。1回目は、2018年夏の35℃超の高温による河川敷調査の中止です。そして今回は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、3月7日実施分を中止(自主調査を縮小実施)しました。自然の猛威を感じるとともに、数時間の調査さえ中止の判断をせざるを得ない環境の中で野宿している人たちがいるという現実を、参加者と一緒に見つめ続けていきたいと思います。

また、今回やむを得ず人数を限定した自主調査を行ったことで、真に野宿の実態をとらえこの問題を解いていくためには、たくさんの人が路上を見つめることがどうしても必要なのだということも実感しました。ホームレス問題を考え行動を起こす市民のネットワークを、私たちは今後も築いていきます。

ARCHでは現在、コロナ禍における路上の実態や変化をとらえるため、最小限の人数による主要ポイントの自主調査を実施しています。その結果についても近日中に本ウェブサイトで公表する予定ですので、引き続きご注目いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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