

- 2020年8月2日
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2020冬 東京ストリートカウントの結果(東京都発表との比較)
7月22日に発表された東京都福祉保健局による「令和2年冬期 路上生活者概数調査」の結果を受け、同時期に実施した「2020冬 東京ストリートカウント」の結果と都調査との比較を公表します。 ※テキストのオレンジ色部分をクリックすると、関連リンク先が開きます 東京ストリートカウントで調査対象とした6区について、昼間実施の東京都概数調査値(290名)と、夜間実施の東京ストリートカウント調査値(618名)を比較をすると、その結果には約2.1倍の違いがありました。 この昼夜の比率をもとに計算すると、東京都全体では約1,540名が一晩に野宿状態にあると推計されます。東京都福祉保健局保護課の発表では889名とされていますので、行政調査では約650名の人々が見過ごされていると考えられます。詳しい推計方法は以下に示すとおりです。 また、今回調査した6区について、各区の調査結果を昼夜で比較すると下表のようになります。新宿区、渋谷区、文京区、千代田区では、行政調査と市民によるストリートカウントの結果に2倍以上の開きがありました。野宿人数の多い新宿区では、100名以上の人