top of page

「私のまちで東京ストリートカウント 2024冬」結果報告を公表しました


ARCHは2024年1月19日/20日の深夜、「私のまちで東京ストリートカウント 2024冬-誰もいないことを祈る-」を実施しました。本企画は市民一人ひとりが同じ夜にそれぞれの暮らすまちを見守り、心配な状態にある人との出会いを記録する市民参加型の夜間路上ホームレス人口調査です。2021年、2022年と夏に開催してきた私のまちストカンですが、今年は初めての冬の開催となりました。




上図のマップ上では参加者の歩いたルートをラインで、出会いのあった場所を点で示しています。

 

「私のまちで東京ストリートカウント 2024冬」では合計で216名の心配な状態にある人との出会いがありました。その中で、「野宿している人」が167名、スーツケース等大きい荷物をもってベンチに座っていたり、駅の階段に座り込んでいたりする「確かではないが今晩行き場がなくここにいると思われる人」が33名確認されました。合計で200名の人々が、少なくともその晩は屋外での不安定な居住状態(広義のホームレス状態)にあることが確認されました。

その他にも、寒い冬の夜に小さい荷物を持って一人でベンチに座っている人など、参加者が歩いている中で気になった「それ以外に心配な状態にある人」が16名いました。この状態の人は全体の8%と昨年(24%)よりかなり少ない結果になりました。過去2回の調査では、深夜に出歩く中高生などの記録が見られましたが、今冬の調査ではそうした若者が減ったことが影響していると考えられます。


詳細はこちらからご確認ください、

Comments


Featured Posts
Recent Posts
Archive
bottom of page